こんにちは!ペンデル税理士法人医業経営支援部の親泊です。
日々の診療、誠にお疲れ様です。
地域医療の最前線でご尽力される先生方に、心より敬意を表します。
さて、新しい年、2026年が幕を開けました。
先生のクリニックでは、人事や労務のことは信頼する配偶者にお任せ…というケースも
多いのではないでしょうか?
それは素晴らしい連携プレーですが、1月というのは、実は法改正の適用が始まる
「デリケートな時期」でもあります。
「経理や給与計算、いつもの通りで大丈夫だよね?」と少しでも不安を感じられた先生、
ご安心ください!
このコラムを読めば、経営者として今すぐ確認すべきポイントが
たちまちスッキリ解消します。
クリニックと大切な職員を守るための必須知識を一緒に学んでいきましょう!
(コラムの内容は公開時の法律等に基づいて作成しています)
給与計算ソフトの「思考停止」を疑え
「給与計算なんてソフトが勝手にやるだろう」と高を括っていませんか?
今月(2026年1月)支給される給与から、
「令和8年分 源泉徴収税額表」を正しく適用しなければなりません。
すでに、税制改正等を反映した「令和8年分 源泉徴収税額表」が公表されており、
その内容が1月支給分からの給与計算に影響します。
もし、去年の設定のまま計算を続けていたらどうなるか。
スタッフは本来受け取るべき手取り額を手にできず、不利益を被ることになります。
経営者が現場の細部に無関心であることは、
スタッフに「私たちの生活を軽視している」というメッセージとして伝わりかねません。
手取り増を「当たり前」にさせるな
今回の改正では、月々の源泉徴収額が下がり、手取りが増えるケースが目立ちます。
概算ですが、社会保険料控除後の給与が月額35万円のスタッフ(扶養なし)の場合、
所得税は令和7年の12,340円から、令和8年は11,490円へと1,000円弱減少します。
この「1,000円の増加」を、ただの偶然だと思わせてはいけません。
スタッフが明細を見て「あれ?」と思った瞬間に、
先生が「税制改正に合わせて、皆さんの手取りが最大化されるよう、
うちのクリニックでは適切に処理しているよ」と即答できれば、信頼関係はより深まります。
源泉徴収は、国に代わってクリニックが従業員の所得税を徴収する「義務」であり、
正確な処理が求められます。
事務体制の「隙」を今すぐ埋める
事務方に「1月支給分から新税額表に切り替わっているか」を確認させてください。
特に、手計算や古いエクセルで管理している場合は、設定ミスが命取りになります。
- 令和8年分 源泉徴収税額表の確認
- スタッフへの「手取り額変更」に関する正確なアナウンス
給与はスタッフにとって最大の関心事です。
ここに無頓着な院長は、知らぬ間に求心力を失います。
制度改正への対応に不安がある、あるいは給与計算業務を効率化して本業に専念したいと
お考えなら、今すぐペンデル税理士法人へご相談ください。
貴院の事務体制の「隙」を徹底的に洗い出し、盤石な経営基盤を共に作り上げましょう。
(ペンデルへのお問い合せ はこちらから)
(参考)
国税庁:令和8年分 給与所得の源泉徴収税額表