こんにちは!ペンデル税理士法人医業経営支援部です。
医業に従事する医師にも、時間外労働の上限規制が適用され、長時間労働の是正が強く求められています。
医療機関は、診療体制を維持しながら、勤務実態の「見える化」と労務管理の高度化を進めることが不可欠です。
(コラムの内容は公開時の法律等に基づいて作成しています)

医師の時間外労働上限規制のポイント
医師の時間外労働時間には、一般の労働者と同様の上限規制に加え、地域医療への影響を踏まえた特例的な枠組みが設けられています。
上限規制に対応するためには、勤務表・当直体制の見直し、タスクシフティング、面接指導の実施などを組み合わせた総合的な取組が必要になります。
「働き方改革推進支援助成金(業種別課題対応コース・病院等)」の概要
中小病院・診療所などを対象とした「働き方改革推進支援助成金(業種別課題対応コース・病院等)」では、時間外労働の削減や年次有給休暇の取得促進などの成果目標の達成に向けた取組に対し、設備導入等の費用が助成されます。
助成対象には、労務管理担当者・職員向け研修、外部専門家によるコンサルティング、就業規則や労使協定の整備、勤怠管理システム等の導入が含まれます。
実務で押さえるべき申請・運用のステップ
助成金活用の流れは、①現状の労働時間・年休取得状況の把握、②成果目標と改善事業の設計、③計画申請、④取組実施、⑤効果検証と実績報告、というステップで整理すると分かりやすくなります。
社会保険労務士法人が関与することで、就業規則・36協定の改定と助成金要件を一体的に設計でき、申請漏れ・要件不充足のリスクを減らせます。
医療DXと労務管理の連携
勤怠管理システムや労務管理用ソフトウェアの導入は、助成金の対象となるだけでなく、医師の勤務時間をリアルタイムに把握し、面接指導やインターバル制度の運用を支援します。
診療情報システムとも連携させることで、「診療実績」と「労働時間」を同時に見える化し、経営判断と人事労務管理を一体で行う体制づくりが可能になります。
ペンデルグループからのご案内
ペンデルグループでは、就業規則改定・36協定の見直し・申請書類作成まで一貫支援しています。
「自院に適した上限規制対応の進め方を知りたい」「働き方改革推進支援助成金を活用したい」とお考えの医療機関は、ぜひペンデルグループへご相談ください。

(参考)
厚生労働省「働き方改革推進支援助成金(業種別課題対応コース)」